ビジネススキルーノウハウー問題解決
◆タイトル
ビジネスマンのための「解決力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
- 作者: 小宮一慶
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/06/15
- メディア: 新書
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◆ジャンル
ビジネススキルーノウハウー問題解決
◆一言内容
問題解決のノウハウ⇒ビジネス力をあげる⇒自分やみんなが幸せになる
☆手順と詳細
1:さまざまな現象の中から「問題を特定(a)」し、「優先順位(b)」をつける
a・自分にとって好ましく無い事=問題
b・「ダウンサイドリスク」=しくじった時に被る被害(ヤバさ)で優先順位をつける
2:問題の真因を特定する。
c・ロジカルツリーと分解ツール(4P、QPS、5W3H、SWOT、PPM、ABC分析、レーダーチャート、ボトルネック)
d・好ましくない現象をUDEと言い、ツリーの中で複数のUDEの関連をループ(=ネガティブループ)が現れるまで示す。
e・ネガティブループを断ち切る「対応可能なUDE」が問題解決の真因となる。
f・複数の人で「なぜ?」「本当?」「それから?」と質問を繰り替えしていくと真因のUDEに当りやすい。
g・対応可能なUDEに対し、優先順位(複数ある場合)、資源(人・もの・金・時間)の投入「割合」を決める。=費用対効果
3:問題を検証する
h・出来る限りの情報を収集し、結論を急がない。(急ぐ場合は・・が仮定とすると前提条件をつける。)
i・事実と仮定を分けて考える。
4:解決策を策定する(=意思決定の為)
j・プロコンリスト(メリット・デメリットの一覧表)
k・ディシジョンツリー(期待値とダウンサイドリスク)の横表
【ディシジョンツリー例】
Aの策を取るーー「既存システムへの影響」ーーー10%「売り上げ5%」UP
ーーー40%「影響なし」
ーーー50%「システムダウン30%」
Bの策ーーーーーーー・・・・・・
5:問題解決の実行
l・PRET図にて対応完了までの工程/納期を立てる。
m・意識を他メンバーと共有し、検証を行う。
★問題解決力を向上させるには「常に複数人の目」で「最適なツールで分解」し、「なぜ?本当?それから?」と
考えていく習慣をつける。
以上