専門-その他(2)ITパスポート試験② マネジメント系
PERT2:マネジメント
■ソフトウェア開発技術■
外部設計
・どういうシステムを作るのか
・表に現れる、ユーザー側から見える仕様(画面や帳票など)
内部設計
・そのシステムをどのような仕組みで作るのか
・データベースやファイルの構造など
※プログラムに関しては内部で定義
開発プロセス・手法
・テスト手法
単体テスト(1つのモジュールに対して行うテスト)
結合テスト(モジュールどうしの組み合わせのテスト)
システムテスト(総合テスト)
受け入れテスト(ユーザーチェック)
運用テスト(実業務での稼働検証)
リグレッションテスト(退行していないかの確認テスト)
・ホワイトボックス⇒個々のプログラムの内部を確認
・ブラックボックス⇒全体フローを確認。個々のプログラムは無視
システムテスト(総合テスト)
・ユーザーも参加が望ましい
・設計書通りに動作するか確認するテスト
機能/処理能力/負荷/例外等を確認する。
・実業務に使うデータが必要となる。
■ソフトウェア開発管理技術■
構造化プログラミング
・処理をいくつかの小さな単位に分割して階層的な構造になるように
プログラムを作成する手法
順次・選択・繰り返しの3つのプログラムから成る
オブジェクト指向
・クラスという概念を用いて属性や操作をひとまとめにする。
クラスは継承させる事が出来る。
ウォーターフォールモデル(一本道)
・システム開発を複数の工程に分割する
・次行程から手戻りが発生しないように各工程が終了する際に
綿密にチェックする
スパイラルモデル(らせん)
開発プロセスを繰り返しながら改良していく成長型モデル。
改善や機能の追加を何度も繰り返しながら徐々に完成に近付けていく。
プロトタイピングモデル
開発の早い時期に試作を通して実際に稼働する作品を作り、
利用者に確認を行う。意見を聞き、手戻りを防ぐ効果がある
共通フレーム2007
・ソフトウェアを中心としたシステムの開発及び取引を可視化できる
契約者〜受注者双方の枠組み
プロジェクトマネジメント
プロジェクトマネジメント
・日程管理:アローダイアグラム
※最も日程のかかる経路が「クリティカルパス」
・進捗管理:★工数計算確認
・見積もり
ファンクションポイント法
⇒システムの持つ機能の規模や難易度ごとの見積もり
WBS法
⇒開発作業をトップダウンで細分化、各作業の工数を見積もる
類似法
⇒過去の実績値で見積もり
3点見積もり法
⇒楽観/悲観/標準の平均値で見積もり
COCOMO(見積もり)法
⇒予想されるプログラム行数にエンジニアの能力などの補正係数を
かけて開発工数や期間、要員を見積もる。
ITIL
・英国商務局がまとめたITシステムの運用におけるベストプラクティス集
サービスサポート
⇒サービスデスク、インシデント管理、問題管理、
構成管理、変更管理、リリース管理
サービスデリバリ
⇒サービスレベル管理、ITサービス財務管理、キャパシティ管理、
ITサービス継続管理、可用性管理
インシデント管理:
サービスの中断時間を最小限に抑えて速やかに回復し、
サービスの品質を維持する
システム監査
システム監査
・順番は「計画⇒調査⇒報告」
計画:事前調査(監査目的の明確化)
監査計画の策定(事前調査を元に計画策定)
調査:予備調査(資料による調査)
本調査(現場調査)
報告:意見交換
監査報告(組織体の長⇒社長への報告)
フォローアップ:改善状況の把握、再評価、助言
※システム監査はシステムに責任は負わない。また、改善命令権はない。
監査役
・株主総会で選任される
・外部監査の場合は社外の利害関係者の為に実施される
システム監査人
・セキュリティ方針は決められない。命令権なし(助言のみ)
・資料の提出を求めたり、助言を行う事は出来る。
・守秘義務が定められている。個人情報は留意して報告する。
役割分担や責任分解点を明らかにするため